2017年1月6日金曜日

難聴治療への道、IPS細胞

新年早々、難聴者には朗報が届いた。ただし、明るい未来の話である。
朝日新聞1月5日朝刊に画像のような記事があった。内耳の失われた有毛細胞を薬によって再生する道がひらけたことを意味する記事である。目的達成にはまだまだ遥かに遠い道のりだ。この記事は先天性または幼児期に発症するペントレッド症候群という難病による難聴対策に有効な成分の薬が見つかったということだが、記事に紹介されている慶応大学の岡野教授グループではすでにIPS細胞による内耳細胞の作製作業が進んでいる。調べてみると3年前にすでに発表されているので、ここに記録しておく。内耳を開ける手術ではなく薬を使うというのは嬉しい話である。
http://news.mynavi.jp/news/2013/01/11/167/
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/medical_info/science/201309.html
2017年1月5日朝日新聞
(2017/1)